夏前に備える体づくり〜6月の健康習慣チェックリスト〜

衛生講話


なぜ「6月」が大切なのか?

6月は、気温・湿度ともに上昇しはじめる時期であり、体への負担が少しずつ増してきます。夏バテ、熱中症、睡眠不良、食欲低下など、夏に起こりがちな不調を防ぐためには「6月のうちに整えておく」ことが重要です。

この時期に生活習慣を見直し、少しずつ備えることで、夏を元気に快適に乗り切りましょう。


【チェック1】体内リズムを整えよう:朝の光と夜のリラックス

日照時間が長くなる6月は、生活リズムを整えるチャンスです。朝の光は体内時計をリセットし、自律神経を整える効果があります。夜はスマホの光を控え、照明を落として副交感神経を優位にすると、深い睡眠につながります。

✅ チェックポイント:

  • 朝起きたらカーテンを開け、日光を浴びている
  • 就寝2時間前にはスマホやパソコンの使用を控えている
  • なるべく決まった時間に起きて、寝るようにしている

【チェック2】水分補給を“今”から意識

湿度が高いと汗をかきにくく、体に熱がこもりやすくなります。実はこの時期から脱水のリスクが高まるため、喉が渇く前にこまめな水分補給を意識することが大切です。

✅ チェックポイント:

  • 1日1.5〜2リットルの水分を意識して摂っている
  • コーヒーやお茶以外に、水や麦茶も取り入れている
  • 外出や運動前後に必ず水分をとっている

【チェック3】食生活の“夏仕様”アップデート

夏に向けての食事のカギは、「胃腸を冷やさない」「栄養バランスを整える」こと。旬の夏野菜をうまく取り入れつつ、冷たいものに偏らないようにしましょう。腸内環境を整えることも、免疫力アップにつながります。

✅ チェックポイント:

  • 夏野菜(トマト、きゅうり、オクラなど)を意識して食べている
  • 納豆、ヨーグルト、味噌汁などの発酵食品を取り入れている
  • アイスや冷たい飲み物の摂りすぎに注意している

【チェック4】夏に向けた「動ける体」作り

運動不足は夏の体力消耗を早めます。6月から少しずつ運動を習慣にして、持久力や代謝を高めておきましょう。外が暑い日は、室内でできるストレッチや筋トレでもOKです。

✅ チェックポイント:

  • 週に2〜3回は意識的に体を動かしている
  • 通勤や移動時に「歩く」ことを心がけている
  • ストレッチや体操を毎日5分でも取り入れている

6. 【チェック5】心も整える!メンタルのセルフケア

梅雨の時期は気圧の変化で気分が落ち込みやすくなります。無理をせず、自分のペースで過ごすことが大切です。呼吸法や軽い瞑想、休憩時間の確保など、小さな工夫が心の余裕を生みます。

✅ チェックポイント:

  • しんどい時は「休んでもいい」と自分に言える
  • 呼吸法やストレッチなど、緊張を和らげる習慣がある
  • 気分が落ち込んだときは、誰かに相談している

📝 簡易自己診断表:夏準備度チェック(全15項目)

【1. 生活リズム】

  1. 毎朝、決まった時間に起きるようにしている
  2. 起床後、5分以上は日光を浴びている
  3. 就寝前1時間はスマホやPCの画面を見ないようにしている

【2. 水分補給】

  1. 1日1.5リットル以上の水分を目安に摂取している
  2. カフェイン飲料以外(麦茶・水など)をこまめに飲んでいる
  3. 運動や入浴の後は、意識して水分を補給している

【3. 食生活】

  1. 夏野菜(トマト・きゅうり・ピーマンなど)を週3回以上食べている
  2. 発酵食品(納豆・ヨーグルト・味噌など)を日常的に取り入れている
  3. 冷たい飲み物やアイスなどを控えめにしている

【4. 運動習慣】

  1. 週2回以上、意識的に運動(ウォーキング・ストレッチなど)している
  2. エレベーターよりも階段を選ぶようにしている
  3. デスクワーク中も1〜2時間おきに体を動かしている

【5. メンタルケア】

  1. 気分が落ち込んだときは、自分を責めず休むようにしている
  2. 深呼吸やストレッチなど、リラックス法を1つ以上持っている
  3. ストレスや不調を感じたときは、周囲や専門家に相談できる

🔍 判定目安:

  • 12〜15個:◎ 夏準備は万全です!この調子で続けましょう。
  • 8〜11個:○ まずまずの習慣です。あと少し意識するとより快適に。
  • 7個以下:△ 夏バテ・体調不良のリスクあり。今が整えるチャンスです!

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