実務ガイド|職場を見る
巡視では、作業の流れも見る。
設備や保護具とあわせて、手順・人の動き・記録の使われ方を確認します。問題の指摘を、改善の手がかりにつなげるための視点です。
確認する視点
作業・人・記録。
一見、問題なく回っている職場にも、特定の人に負担や判断が集中していることがあります。
見落としたくない、3つの視点
01
作業の流れ
手順書と実際の作業は一致しているか。忙しい時間帯だけ、手順が変わっていないか。
02
人の動き
質問や判断が一人に集中していないか。その人が休んだときも対応できるか。
03
記録の使われ方
指摘した課題は、その後どうなったか。対応する人と次の確認時期が分かるか。
手順が違う。その背景まで確認する。
たとえば、手順書では二人で行う作業を、忙しい時間帯だけ一人で行っているケースを考えます。以下は実在の支援実績ではなく、一般化した確認例です。
確認したこと
手順と実態の違い
どの作業・どの時間帯で、どのような違いがあったかを記録します。
次に確かめること
違いが生まれる背景
人員配置、作業量、手順書の更新状況、現場での工夫を確認します。
危険な作業を容認する趣旨ではありません。危険への必要な対応と、繰り返さないための背景確認を進めます。
巡視後に、ここまで残す
- 確認した事実と、まだ分からないことを分ける。
- 追加確認する担当と、確認する時期を決める。
- 会社の判断や専門職の助言が必要な事項を分ける。
- 次回、対応結果を確認する。
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巡視の指摘が、毎回同じになっている。
課題の整理や、記録・役割分担の見直しについてご相談いただけます。